山川代表みなさんへ⑥”「小よく大を制す」といきたいものです”

話は少し古くなるが、あの小兵の舞の海が、どうして巨漢小錦と対等以上に渡り合うことができたのか。体重差なんと200キロながら、舞の海7勝小錦5勝という対戦成績を残している。わたしは、いつもそれを考え続けている。

わたしたちの事業は、ただ利益を生めばいいというものではない。もし、それでよしとするならば、ソフトバンクや京セラやミサワホーミングに任せておけばいい。日本全体の再生可能エネルギーを増やすという意味では彼らもわたしたちと何ら変わらないし、その寄与度はわたしたちと比べ物にならないほどおおきい。
彼我の最大の違いは、「ただそこにビジネスチャンスがあるから」ではなく「どうしてもわたしたち自身でやらなければいけない理由がそこにあるから」である。

わたしたちは、住んでいる地域で、地域の人たちの思いがこもったお金と労力と知恵で、自らエネルギーを作ることに挑戦している。それが明日の日本を創ることだと信じて疑わない。

その思いを思いで終わらせず現実のものにするために、継続的に利益を生み出すことがどうしても必要なのです。何が何でも、ソフトバンクや京セラやミサワホーミングに負けるわけには行かないのです。