多摩市は1月23日、定例記者会見で市内全域に太陽光発電を普及させるリーディングプロジェクトとして市所有の施設に屋根貸しで太陽光パネルを設置することを発表した。
対象施設は11施設で、合計約600KWの太陽光発電設備を順次設置する。阿部市長は「市民の思いが、環境省の後押しを得て、公共施設の屋根貸しによる太陽光発電の設置につながった。これをモデルケースに、市内集合住宅へ、更に近隣自治体にも広げて行きたい」と展望を語った。
近く多摩市、多摩エネ協、多摩電力の3者で協定を結び正式にスタートする。
多くのみなさんの後押しを得てようやくここまできました。感慨深いものがありますが、わたしたちにとってはこれがゴールではなく、やっとスタート台に立つことができたということだと思います。
いまわたしたちに課せられている課題は、まずは、これらの施設の建設を今後のモデルにふさわしい形でしっかりと建設することですが、併せて、これを足場に市とエネ協と一体になって市内集合住宅をはじめ多摩地域の多くの住宅に太陽光発電設備を普及させるよう本格的に事業展開することです。
FITの売電価格がどんどん下落する中、わたしたちは今年が勝負の年と位置づけています。しっかり目標を立て、社内の業務執行体制も、EPC(エンジニアリング・調達・施工)の体制も、これまでとは一新して、立てた目標を完全にやりきる体制に組み替えて臨みます。お客様の側からすすんでわたしたちに仕事を頼もうと考えていただけるような内容の提案が用意できるようにしてまいる所存です。
近々公共施設の物件を対象に第2回たまでん債の募集も行なう計画です。今回たまでん債で調達する金額は6千万円程度になると思います。
やらなければならないことが山積しています。
引き続き、みなさまの絶大なるご協力をお願い申しあげる次第です。
詳細はこちらをご覧ください。
たまプレ!HP
http://www.tamapre.jp/news/2014/01/23/tamashi-yanegashi-solar-announced.html
2013年1月22日
多摩電力合同会社
代表 山川陽一